2015年3月3日
今春、八津合町の上林中学校敷地内に市内で初めての小中一貫校が開校します。それを前に2月28日、上林小学校で現校舎の「お別れ式」が開かれました。
式には、在校生や卒業生、地元住民など約150人が参加。児童の歌や太鼓、卒業生の思い出話などで、校舎との別れを惜しみました。
会場内に並べられた大正年間から現在までの「思い出のアルバム」。懐かしそう手に取り、愛おしむようにページをめくる人々の姿が見られました。
式後には校舎が開放され、出席者が自由に見学。ギシギシとなる木造の廊下を踏みしめながら、在りし日を回想して歩きました。
この地に学校が出来て119年、現校舎が完成して57年目。今の6年生を送り出した後、多くの児童を育んだ学び舎は静かにその役目を終えます。
4月からは新校舎に子どもたちの元気な声が響き、また新たな思い出が刻まれていきます。
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