楞厳寺のハス開花

 

2014年7月7日

 

綾部市舘町の楞厳寺(りょうごんじ)ハスの花が開花し始めました。

  

 

 

同寺で、約100年前から親しまれてきたハス。実は5年前、原因不明のまま突然全滅する事態に見舞われました。住職はじめ、近隣の皆さんも心を痛める中、一昨年から檀家さんたちがハス池の隣の水田に新たに1千株の苗を定植し復活を試みてきました。

 

当初は花が咲くのに3年はかかると予想されていましたが、ハスは皆の思いを受けつつ順調に生育し、2年目の昨年から花を咲かせるようになったのです。

 

 

今年も6月末から次々と蕾が付き始め、現在はピンクや白の花や蕾が大きな緑の葉っぱで一面覆われたハス園を美しく彩っています。

 

 

カメラを片手にハスの姿を撮影する人たち。本日も午前中撮影に行きましたが、開花を見るならもっと早朝(7時くらい~)が良いとのお話をされていました。

 

まだまだ蕾の花も多く、見頃はこれからといった様子。例年、7月末から8月初旬にかけて最盛期を迎えるそうですので、皆さんもぜひ「復活のハス」を見に足を運んでください。