2012年10月10日
東日本大震災の津波で流された宮城県気仙沼市の「みちびき地蔵」の復活を支援しようと、綾部の住民有志が地蔵堂を再建。
昨日(9日)綾部市役所前で完成披露された後、トラックで現地に向けて出発しました。
気仙沼市沖の大島にあった「みちびき地蔵」は、かつてこの地を襲った津波による犠牲者を極楽浄土へ導いたと言い伝えられ、人気アニメ「日本昔ばなし」にも取り上げられました。
しかし昨年の震災で、3体の「みちびき地蔵」は地蔵堂ごと流失。
「再建を願う地元の人々の力になれれば」と、綾部市内の有志が「みちびき地蔵再建支援綾部実行委員会(西村之宏委員長)」を結成して募金をつのり、地元で手が回らなかった地蔵堂を完成させました。
お堂は、総ヒノキ造りで高さ250cm、幅150cm、奥行き95cm。
今月25日に気仙沼で落成式が行われる予定だそうです。
遠く離れた気仙沼市と綾部市との心の繋がりに、胸が熱くなった出発式でした。
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